BL文庫の感想文

アクセスカウンタ

zoom RSS 合鍵   評価:★★★☆☆

<<   作成日時 : 2005/03/05 20:35   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

「合鍵」結城一美/桜城やや ラピス文庫 2005年3月10日 第1刷発行 本体552円+税 ISBN4-8296-5388-4

☆あらすじ 《兄さんの全部を俺のものにする》
 里志は自分よりも大人っぽく男性的な弟の司を苦手にしていた。でも、実の兄弟ではないとした司に無理やり抱かれてしまい、逃げだそうとした里志は階段から落ちて記憶を失くしてしまう。贖罪から面倒をみようとする司のマンションに引き取られて同居を始めるが、犯された記憶のない里志に、司は代え難い存在になってきて・・・。

★感想
 義兄弟の記憶喪失もの。兄は弟が血の繋がった兄弟ではないことを幼い頃から知っていて、成長するに従って弟が自分を避けるようになったのは、その事実を知ったからだと思っていた。でも弟は実の兄弟と疑いもしなかった頃から、兄に邪な気持ちを抱く自分に苦しみ、報われない恋を続け、そんな気持ちを知られないように兄から距離をおいていた。そんな二人に訪れた思いがけない出来事が、父の病気と弟に告げられた事実(義兄弟であった事)。信じていた人に長い間騙されていた事と偶然見かけた兄への見合い写真が引き金になって、弟は兄を強姦してしまう。事故によって記憶喪失になった兄を罪の意識に捕らわれている弟は献身的に面倒を見、記憶を失った兄は自分よりも大人っぽく頼りがいのある弟に信頼を寄せてゆく。病気(記憶喪失)によって不安定な状況に陥っている兄が、自分を守り支えてくれる弟に次第に惹かれてゆく過程はちょっと強引かな?と思わないでもないけれど、自分の回りにいる人のことを全く覚えていない状況では、鳥の雛が最初に目にしたものを親と思うような感じで懐いて?しまう事もありか。作中で兄は「もし本当の兄弟だったらどうしただろう?」とふと考えるが、本当の兄弟だったとしても同じ状況なら結果は同じになったんじゃないかな。

★評価 ★★★☆☆
 最終的には弟の思い通りにされている感の強い兄はちょっと情けないぞ(^^;)弟視点なら切なさ感がもう少しあったのかも。記憶が戻るきっかけも何だかあっけなかった。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
合鍵   評価:★★★☆☆ BL文庫の感想文/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる